看護師転職の現実

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看護師が転職する理由とは?

看護師転職について最も気になるのは、何故転職する看護師がいるのかということです。
これを知ることによって、看護師側も病院側も看護師の転職について考える際の参考にすることができます。
そして、こういった現実を知ることで、病院としては貴重な人手である看護師が転職してしまうことを防げることもあります。

まず1番多い理由が、給与に関する不満です。
どのような業種でも、この理由が転職のきっかけになることが多いですが、看護師の転職理由としては1番多くなっています。
同じ職場のスタッフ同士で、評価が違うということに対する不満であったり、給与額と業務の内容について考えると釣り合わないと感じたり、と不満の内容は様々ではあります。
同じくらいの規模の医療機関であっても、その待遇は同じではなく様々です。
だからこそ、自分の年収ははたして適正なのか、他の人はどれくらいの給与であるのか、といったことも気になってきます。
この問題においては、経験や技術など、その人の実力に見合った給与が支払われているのか、ということが非常に重要なのではないでしょうか。

2番目に多いのが、やりがいを感じられないという理由です。
転職するにあたって転職サイトを利用する人が増えていますが、そこでヒアリングを行ったコンサルタントがよく聞くのが、この理由なのです。
特に総合病院や大学病院では、少なくとも1年に1回は異動の時期がありますが、このせいでずっと同じ病棟で働くということはあまりありません。
新しく配属された場所が自分の希望していたものではなかったり、任せられた仕事が自分のしたい仕事とは違ったり、ということも多いのです。

3番目に多いのが、施設のタイプを変えたいという理由です。
この中には、タイプは同じでも良いので規模を変えたい、という人も多いです。
一般の総合病院から大学病院へ、総合病院から診療所へなど、その希望内容は人それぞれです。

4番目に多いのが、休日出勤や残業に関する不満があるという理由です。
休日出勤、残業が多ければ当然負担となりますし、手当が出ないような医療機関で働いている場合、しっかり手当を出してくれる医療機関で働きたいと思うのは当然とも言えます。
また、育児や家事などと両立したい、プライベートも大事にしたい、というような場合、休日出勤や残業が多いと転職を考えるきっかけとなりやすいのです。

これ以外の理由の転職もある

当然、このようなマイナスの理由による転職ばかりではなく、もっとキャリアアップしたいと考えて転職する場合もあります。
給与に不満があるからキャリアアップして給与アップを狙う、という看護師もいます。
もっと大きな病院で、スキルアップしたいという看護師もいます。
逆に、大きな病院では患者1人1人に向き合う時間が足りないと感じて、小規模な病院に転職したいという人もいるでしょう。
このように色々な理由があるので、一概には言えませんが、転職において多い理由について、病院側もよく考える必要があるのではないでしょうか。